現在大学4年生の小僧が60'から最近までのロックなどを駄文で徒然と・・・ 気が向いたら映画とかもね!

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 まだ正月気分が抜けません。こんばんは。

 正月って短いですよね。学校もはじまったってのに、私の正月を想う気持ちは"永遠の愛の炎"(byチープトリック)のように
燃え盛っています。元旦に"明けましておめでとう"、翌日に"明けてから1日たっておめでとう"、また次の日に"明けてから2日たっておめでとう"・・・てな具合に挨拶すれば毎日正月気分が味わえるんじゃないでしょうか!芸能人も毎日着物着てTVでればいいじゃない!おモチ食べたーい!(食べろよ)タコあげたーい!(あげろよ!)大学休みたーい!!(それはだめだ)

てなわけでこちら、

asahi

知ってる人は知っている、The Aerovonsです。1969年に2枚シングルを出し、アビーロードでこのアルバムを録音したのですが、最近になってCD化されるまでお蔵入りになっていたそうです。

全ての曲を書いているのは、トム・ハートマン。若干17才の時に母親のお金でバンド仲間と一緒に渡英。トムが大好きなビートルズに会うためにアビーロードスタジオに行って、ビートルズが録音している所を見学したり、ジョージ・ハリスンとお話したり、アルバムを録音したりしたそうです。
なぜ録音したのにお蔵入りになったのか等、細かい事は英語で書かれているので割愛します。
まあ、曲紹介へどうぞ。

(ライナーノーツに載っている、トムがこの当時の事を思い返した言葉が泣かせます)
"ヒットするかもしれなかったレコードを作った事よりも、ビートルズ会ったことの方がとても大事な事でした。
時がたてば、ヒットレコードは歴史になるだろうし、その利益はほとんど消えちゃうけど、最も有名なグループと会った思い出は、ロックの歴史の中で僕と一緒に永遠に生き続けるでしょう。
ジョージ・ハリスンが階段を降りてきて僕らの前に立った時の興奮や、ポールと酒場にいった素晴らしい夜や、彼らが"ヤー・ブルース"を演奏しているのを見学したときの興奮は決して忘れません。
僕の母親は僕に本当に素晴らしい夢を見せてくれました・・・"

語り継ぎましょう!トム・ハートマン伝説を!


1.World Of You
英国らしい湿り気に満ち満ちた曲。アビーロード録音だからなのか、やたらに音質がいいです。
ジェフ・エメリックやアラン・パーソンズがエンジニアを担当しているのでストリングスがビートルズっぽいです。歌謡曲然としたストリングスではなく、クラシカルな。格調高きサイケ・ポップです。

2.Resurrection
ビートルズが使用していたメロトロンがフューチャーされたこの曲、ビートルズの"アクロス・ザ・ユニヴァース"に展開、メロディーがそっくりです。上杉達也と和也くらい似ています。
似ているからといって駄目な曲かと言うと、答えは"No!"です。
"アクロス・ザ・ユニヴァース"がタイトルの通り宇宙的な浮遊感を持つ曲だとすれば、
"Resurrection"はダウン・トゥ・ジ・アース、土臭いという意味ではなく、"森の中で木の葉の隙間から洩れる太陽の光を浴びながら悟りを得た"といったところか。実際、私はこの曲を聴いてアルバム購入を決意したのですから。

3.Say Georgia
またビートルズチューンにそっくりソング。"Oh! Darling"に達也と和也くらい似ています。
って事は10CCの"Donna"にも似ている、と言う事です(蛇足)
トムさんによると、"意図的にoh! Darlingに似せた訳じゃないよ。実際この2曲は異なった印象を与えるよ"
とのことですが、冒頭のメロディーは完全に一致してます。が、・・・・いいんだなこれが!
"oh! Darling"よりもテンポが速くてサビの部分のドラムが非常に気持ちいいです。とりあえずこの曲を聴いているときは"oh! Darling"の事は忘れて、純粋に感動致しましょう。

4.With Her
海とカモメとアコギとポール的ボーカル&メロディ・・・
トムの声はポールに大変似ていると思います。まだビートルズを聴き始めて浅い人をだませるくらいに。
さざ波とカモメの音がところどころに挿入されていて、どこかの海岸できらめく水面を見つめながらこの曲を聴いている・・・そんな気分にさせてくれます。

5.Quotes and Photos
ちょっとだけブルージーでしっとりとした曲。本当にボーカルとメロディーがいい・・・・ギターがフューチャーされていて、またそのギターが湿っぽい泣きギターなので感傷的になってしまします。

6.Words From A Song
またまたさざ波とカモメの音が!どうして海の音を聴くとたまらなく懐かしい気持ちになるのでしょうか?
生物は海から誕生したので、私の体の中のミトコンドリアが何100億年とさかのぼってホームシックをおこして懐かしい気持ちになるのでしょうか?
フォー・フレッシュマンとビーチボーイズのハーモニーを意識したというこの曲、ゆったりしたメロディーを優しく包み込むかのようなハーモニーで歌い、さざ波とメロトロンがそっとよりそって・・・天にも昇るような気持ちです!
「逝ってもいい・・・」
"ハモネプ"とかに出ている高校生諸君!本当の"ハモり"とはこういう事だ!ボイスパーカッション!?汚ねえんだよ!(すいません関係ない話になりました。でも汚ねえんだよ!)

7.Bessy Goodheart
sgtペッパーズを想わせる歓声から流れるようなメロディー!これを聴いて悶絶しない60’ポップ好きがいるんでしょうか?いやいない!(反語)
タイトルの"Bessy Goodheart"は人名でしょうか?私は人名タイトルの曲は名曲ばかりの法則を信じています。例えば、ピンク・フロイドの"アーノルド・レーン"、キンクスの"ローラ"や"ポリー"や"ジョニーサンダー"や"モニカ"や
マンフレッド・マンの"Semi-detached surburban Mr.James"等々・・・60年代の曲に多いですね。人名タイトルが流行っていたのでしょう。

8.Something Of Yours
どこかやるせない雰囲気をもつ曲。本当にポールが作りそうな曲です。
間奏のオルガンが少し不穏な響きですね。午後のまどろみ。

9.She's Not Dead
夢の60'ポップソング。60年代好きの痒いところを一気に「ボリィ!」とかきむしってくれる、そんな曲です。(伝わりにくい)
間奏のオルガンの音色がお洒落ですね。ベースは跳ねてるし、ドラムは気持ちよくビシビシ叩いてくれています。

10.The Years
この!メロディーの堂々巡り感が!ポールっぽい!本当に初心者ならだませますよ!「ビートルズの曲だよ」って!短いですが非常に印象に残る曲です。

11.Evrything's Alrght
シングルに成り損ねた曲。成り損ねただけあってキャッチーでヒット性抜群!
実にのびのびとにメロディーが展開していて、ポールばりにメロディアスなベースも気持ちいい。終わったかと思ったらラララ~とコーラスが続く展開も秀逸。

12.The Children
子供達の楽しそうな声が合間にコラージュされていてすこしサイケデリックな感覚をもつ曲。
曲調が3つ程あってそれが交互交互にでてきます。ゆったりとして浮遊感のあるパート。ノリのいいピアノが跳ねるパート、そして"A Day In The Life"の中間部のようなシャラララ~と不安をあおるようなコーラスパート。
最後の曲と言うだけあって大作です。曲の最後は不穏なシャラララ~コーラスで終わっていく。これだけの曲達を録音したのに発表されなかったメンバーの失望感がこのコーラスにこめられているのかもしれませんね。



以上12曲、なぜお蔵入りになっていたのか解らない程のハイ・クオリィティ。トータル性もあって、これからも末長くお付き合いしていきたいアルバムです!



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